ここからはオトナの時間です。の1話を読んだのでネタバレと感想をまとめました!
『ここからはオトナの時間です。』の話数ごとのネタバレ一覧はこちらの記事にまとめています。
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文章のネタバレじゃなくて絵付きで読みたいということであれば今すぐ『ここからはオトナの時間です。』を読めますよ!
目次
ここからはオトナの時間です。1話のネタバレ
社会人3年目の佐々木みかんは今日も先輩から叱られています。
この仕事は終わらせてから帰ってねと言いつけられて、よりによってきょう残業か~と落ち込みます。
気もそぞろに歩いていると、なにかにぶつかります。
顔を見上げると、阿久津部長。
大丈夫だった?とみかんを優しく気遣ってくれます。
大丈夫です、と答えようとしてみかんはぎょっとしてしまいます。
阿久津部長に普段よりも多く”憑いている”のです。
入社したての頃、初めて阿久津部長に逢った時にはその”憑いている”量にびっくりしたものでした。
そうなのです。
みかんは、幼いころから”見える”側の人間だったのです。
小さい頃、こんなことがありました。
友だち同士でつくった秘密基地。
ですが、みかんには”見えて”しまいます。
見えただけでなく気分まで悪くなってきたみかん。
とはいっても友達からするとなぜみかんが苦しんでいるのかわかりません。
渋ってるようにしか見えないみかんを友達がなだめていると、ここに近寄るな!と霊媒師のばーちゃんが。
みかんの様子を目にしたばーちゃんは、「これをつけなさい」と首飾りをつけてくれます。
おかげで気分が楽になったみかん。
と、まあこのように、みかんは昔から”見える”側の人間。
霊によってはいたずらをされてしまうという困った境遇の持ち主なのでした。
一人オフィスにのこって作業をこなすみかん。
あと数時間で誕生日がおわってしまいます。
上京してきてから3年。
特に友達もいませんし、一緒にこの日を過ごしてくれる特別な人がいるわけでもありません。
なんとか仕事を終わらせて、くたくたになって帰宅すると母から着信があります。
母は、誕生日のお祝いを伝えてくれます。
話の流れから、お酒なんて飲んでないよね?と強く念押しをされてしまいます。
ことあるごとに、お酒を飲むなと母から言われるみかんですが、どうしてこれほど念押ししてくるのか思い当るフシもありません。
電話を切って、横になっていると、実家が恋しくて涙がでてきます。
誕生日なのに一人きり。
おなかも空きました。
みかんは思い切って一人パーティーを決行することにします。
とはいっても、コンビニでご飯やお菓子を買い込むくらいです。
ちゃっかりお酒も買っちゃいました。
公園のベンチでもぐもぐと食を進めているとネコが寄ってきてくれました。
阿久津が一人歩いています。
かるくため息をつきながら歩く様がアンニュイでとても絵になります。
公園に差し掛かると、妙な女をみつけます。
「佐々木……だよな?」
ベロベロに酔っぱらったみかんは「抱っこしてくださ~い」と遊具にしがみついていました。
みかんが阿久津をみつけます。
ぱぁ~っと顔が明るくなって抱き着きに向かうみかんですが、阿久津は見なかったことにしようとスタスタと歩き去ろうとします。
どんっ、みかんが見知らぬ男性にぶつかります。
相手も酔っぱらっています。
着き飛ばされるみかん。
阿久津はそんなみかんをかばいます。
成行きからみかんを放置できなくなってしまう阿久津。
みかんを家に連れて帰ることにします。
みかんは酔いつぶれて眠っています。
着き飛ばされたときに転んだせいか生傷が目立っています。
阿久津は手早くみかんの手当てをすませます。
シャワーを浴びて、どうしたものかとみかんを眺めてる阿久津。
社ではおとなしい性格をしていると思っていたものの、酔うとあんな風なのかとあきれた様子。
そうこうしているとみかんが掛け布団を突き飛ばしてしまいました。
阿久津は布団をかけなおします。
そのタイミングで酔ったみかんに腕をつかまれてそのまま抱き着かれます。
股で脚を挟まれて、耳を甘噛みされる阿久津。
みかんの吐息は熱く阿久津の鼓膜をくすぐります。
腰を強くこすりつけてくるみかん。
どうやら何か夢を見ているようです。
荒い呼吸で「ぶちょう…ぶちょう」とうなされています。
みかんの腰は止まりません。

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ここからはオトナの時間です。1話の感想
絵がすごく綺麗です。
そして阿久津部長の色気がすごい!
みかんも可愛らしいキャラクターをしていて、霊が見えるっていう設定が変わってるなあと。
これからどうなるんでしょう。続きがたのしみです!