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爪水虫が感染すると厄介と言われるその理由

2020年01月17日
きれいな足裏

皮膚の角質にあるケラチン、それこそが水虫の原因菌である白癬菌の好むものです。頭皮や体に感染することもありますが、厄介なのが爪水虫です。爪もまた皮膚の一部である以上はケラチンがあり、増殖する危険性はあるのです。特に足水虫を放置していて増殖した結果として発症することは多く、足発症者の2人に1人は爪もというデータもあります。

爪には神経が通っていないことから、かゆみや痛みといった不快な症状はありません。つめに白い筋が出たり白や黄色に変色したりといった変化で気が付くしかありません。白い筋や変色程度だとついつい放置してしまう方が多く、悪化して行く一方です。たかが水虫とはいえ、やがては爪がボロボロになり靴に直接皮膚が当たるようになるので痛みで歩行困難になってしまいます。

もしも糖尿病を発症している場合には更に危険になります。糖尿病だと免疫力が低下しやすく、そうなると様々な合併症を併発しやすいのですが、水虫もまた一般的な合併症の一つです。とにかくさえぎるものが無いのですから白癬菌はどんどん増殖して行きます。そしてひどい状態になると足の組織が死んで足壊疽が起こることもあるのです。切断しなければならなくなるのですから歩行困難を生じるので、たかが水虫とは言っていられないことはお分かりいただけるはずです。

治療を考えてもやはり厄介なことに、何しろ硬くて厚みのある爪は塗り薬を使う程度では奥までその効果効能を行き届かせることが出来ません。なので内服薬を使用するしかなくなりますが、血液を通じてその成分が全身を巡ることで副作用が大きくなります。内臓機能の低下をもたらすこともあり、妊娠中の方や妊娠を希望する方や授乳中の方だと処方されることは無いでしょう。

腎機能などに障害がある方も許されず、定期的に血液検査を行いながら医師と二人三脚で治療をすることとなるのです。年齢を重ねる中でも内臓機能の低下は否めず、お年寄りも難しいでしょう、内服薬こそが治療の第一薬とはいえ使うことが出来ない方は多くなります。そういった場合には塗り薬が用いられることに、ただ完治までにはかなりの期間を要するようです。

内服薬ならたちどころに治るというわけでもないのも厄介な点で、爪がすべて生え変わるまでの期間は半年から1年程度です。そのため、治療も1年くらいはかかると思っておかなければなりません。根気が必要とされる水虫の治療は、爪だと更に我慢強く毎日服用を続けることとなります。もしも途中で疲れて治療をストップしてしまえばもう一度白癬菌が増殖してしまうことになり、そうなればさらに1年続けなければなりません。

もしも足水虫の初期段階で治療を行えば数ヶ月間、初めに病名を特定して最後に白癬菌がすべていなくなったかどうかを確認してもらえさえすれば、後はわざわざ病院に行かずとも個人輸入などで薬を取り寄せて治療することが出来ます。ドラッグストアに行っても市販の薬があり、初期段階なら治すことが可能なのです。