• ホーム
  • 水虫が自発的になりやすい季節っていつ?

水虫が自発的になりやすい季節っていつ?

2020年05月07日

梅雨時期の頃から、やたらとテレビコマーシャルで水虫薬の紹介をされることが多くなっていませんか。何しろ水虫の原因となる白癬菌はカビの一種、高温多湿環境こそを好むのです。梅雨時期から夏にかけては彼らの活動期なので注意が必要です。

ただし熱い夏を乗り越えればもう大丈夫とも言い切れません。日本人の生活が、そして文明の発達が白癬菌を冬場でも活発化させる要因となっているのです。

冬の寒い時期を中心に温かい温泉に入りにいくという日本人は多いはずです。湯治という言葉もあり、日々の疲れを癒すのに最適だと思われているかもしれませんが、そんな時には免疫力も低下しているので白癬菌にやられやすいもの。家でゆったりと過ごすことを考えましょう。何しろ温泉は年中無休で高温多湿、しかも不特定多数の方々が入るのですから水虫患者もいないわけがありません。情緒溢れる場所ですが、水虫という点で見るととても恐ろしい場所なのです。

夏場のオフィスは冷房が効きすぎてカーディガンやひざ掛けが手放せないという方もいるでしょう。一方の冬になると今度は温風が出てくることとなり、オフィスやスーパーやショッピングモールなど様々な施設が暖かくなっているのです。そんな中で歩き回ったり作業をしていると暑いほどで、だけど足元はブーツだったりしませんか。すなわちブーツの中は高温多湿環境が出来上がっているというわけです。

気が付きにくいものの、足は毎日コップ1杯程度の汗をかいています。そしてそれを放出してくれることのない通気性の悪いブーツが蒸れる状況を改善してくれるようなことはありません。冬だからといって油断は禁物、毎日指の間までしっかりと洗いましょう。先が細くなったデザインだと足の指を自由に動かすことが出来ず、更に蒸れる度合いは高まります。

夏はもちろん要注意、素足で歩くことが多いので白癬菌をたっぷり含んだ角質がどこに落ちているか分かりません。汗もかきやすく蒸れるので、靴の中は最悪です。サンダルやぞうりなどで汗を逃してやることが出来れば良いのですが、クールビズで首元は多少すっきりとしたものの足元はパンプスにストッキング、あるいは革靴が定番でしょう。靴を脱いだときに悪臭が漂ってきているのは菌が増殖している証拠、汗だけであればそのほとんどが水分なのですから臭うことはありません。白癬菌もいるものと考えて、よく洗うようにしましょう。

冬場にテレビコマーシャルされることが少ないのは、白癬菌と接触はするものの外気の冷たさや湿気の少なさで活動を弱めているからです。そういった意味では水虫が自発的になりやすい季節と言えばやはり梅雨から夏の時期なのです。ですが、冬でも死滅するわけではなく存在はしているのでまた暖かくなってくると元気を取り戻し、様々な症状を引き起こします。冬だから問題なしとは思わず、できれば弱っている時にこそ抗真菌薬で死滅に追い込んでやることをおすすめします。